この音とまれ!4 / アミュー

4巻!
3バカが表紙です。
サネが好きです。責任感の強さと、器用貧乏さがすごく好き。
立ち位置とキャラクターがすごくマッチしている。
でも絶対結婚したらいい家庭築くタイプだよね…。間違いない。

🎼 この音とまれ!
🎼 アミュー
🎼 ジャンプコミックスDIGITAL
🎼 2013/3/4

🎼 4巻(連載中)

🎼 話してくれてありがとう、 
   受け入れてくれてありがとう。

🎼 あらすじ
さとわの秘密を知った妃呂は、部員達に暴露しようとする。
それに対してさとわは…!? 一方、部員達も窮地に立たされる。
定期テストで三つ以上の赤点があると、高校生関東邦楽祭へ出場出来ないと告げられ、皆で勉強会をするのだが…!?

🎼 感想

・さとわちゃんの真実、ヒロ先輩の真実。

破門されている事自体が、関係性に大きく影響するものなのか?と思うんだけど、
ヒロ先輩にとっては「大切なことを隠している」ってことで信用されていないって判断になるのかな。
その辺りは女子高校生みがすごいぜ…。
まぁでも、ずっとそれを言えなかった事が少なからずさとわちゃんに負い目を負わせていた気がするのでヒロ先輩ナイスだな~と。
そしてそんなトラブルメイカーを受け入れられるたけぞー先輩の器の大きさが。
かっこよすぎないか?あんまり自覚ないんだろうな~~~笑


・教えて!哲生大先生+眼鏡

赤点回避の策はみんな大好き哲生先生の特別授業。
哲生って頭良くて実家金持ちで理解があって喧嘩強くて包容力あって行動力あって更には生活能力すらも完璧で、諸々カンストしまくってるんだが…?いいの?チートすぎん?
勉強を教えてごはんまで作ってあげるとか???
ちゃんと手伝おうとするたけぞー先輩えらいな。みんな手伝いもしない笑

あと哲生ってチカちゃんの親だったのかな?
たけぞー先輩への謝辞が、人として格が違いすぎるというか…。
マジでこの二人の友情はいつの日かクローズアップしていただきたいんだわ。
たまらんだろ…。ある意味何故ここまで哲生はチカちゃんに肩入れするのか、とか…。


・高校生関東邦楽祭に向けて、いざ明陵へ?

チカちゃんて人たらしすぎないかな????
ほらさとわちゃんって色々耐性無いから!
もうチカちゃんにあんな顔で笑われちゃったら無理よね、落ちるよね。
どんどんツンデレと恋が増していくさとわちゃんから目が離せない…!
あんなにお箏は器用に弾けるのに、猫かぶりはあんなに上手なのに、どうして対人スキルは皆無なんだ!笑

そしてラストシーンが若干不穏。
次はたけぞー先輩に試練なのかな。弟はもうちょい兄ちゃんに優しくしてほしい…。

🎼 作品情報


愛日と花嫁 / 渚アユム

マジで「愛日」と花嫁なんだよなあ。
割とこの言葉の、前半と後半で意味が違う気がするのがよい。
オメガバース、人外、花嫁(生贄)と並ぶワードとは相反して終始優しいお話。


🍇 愛日と花嫁
🍇 渚アユム
🍇 gateauコミックス
🍇 2022/2/15

🍇 1巻(続刊予定)

🍇 豊穣の代わりにΩを供させる神様 ×
   神様の花嫁となった献身的なお人好し

🍇 描写:ふつう / わりとえろい

🍇 あらすじ
「もし俺が本当は怖いと言ったら誰かが助けてくれたんだろうか」
突然Ωになった村の青年・ルカは、しきたりによって神様の花嫁ーー「生贄」になることに…。
人を食べるとも言われている神様の元に村を思い嫁ぐのだが…
嫁ぎ先の太陽神・クロは噂とは違いーー? 
神様と紡ぐ日々、それはいつしか愛しいものに変わりーー
渚アユム渾身のデビューコミックス。

🍇 感想
働き者のルカがΩ性に目覚めるところからお話はスタート。
この作品はオメガバースなんだけど、そこが重要なんじゃなくて。
いや、重要な設定には変わりないんだけど、「神様と人間」の方が重要だったりするのかな。
あまり酷い目にあうことはなく、クロにとっては保護する対象でもあったり。
そんなΩに目覚めるルカなんだけど…。
気付いたら自分も他人もルカの自己犠牲が当たり前になってる、言ってしまえば搾取され続ける時間の中で
人として扱ってくれるクロとの生活で、生き生きしちゃうのは当たり前だよなあ。
そして神様とはいえ、ひとりの人として扱ってくれるルカに触れて、
少しずつ変わっていくクロが…そりゃそうですよねぇ!

ウェレについての悲しい過去と現実は残酷の一言なんだけど、
それはウェレを敬愛するクロの視点だから。
そんなクロを慕っている、「神様だって傷付けられたら痛い」って思っているルカの視点だから。
村人の視点になったら少し違うのかもしれないなぁ、と。
人間は自分と違うものに対してはとことん薄情で残酷だからね。
でもこれってルカとクロの物語だから、あのままルカとクロが引き離されず、
ちゃんとクロが尻込みせずにルカを攫ってくれて本当よかった…。

愛日のあたたかい光のなかで、クロとルカと、いとし子が優しく笑っている時間がとても素敵だな、と。

愛日と花嫁@吉日 セミカラー版【電子書籍】[ 渚アユム ]も読んでほしい…。
表紙から可愛いんだけど、とにかくルカが可愛くて可愛くてエロくて、
クロ頑張って!!!って気持ちになる。にっこり。

続編あるらしいですね??シンプルにとても楽しみ!

🍇 作品情報


さよなら恋ヶ窪 / 波真田かもめ

社会人日常BLを描かせたら右に出る人はいないんじゃないか?と
割と真顔で思っています。
波真田かもめさんの作品がそれほどに好きです。
好みの問題で、100人が100人好き!っていうわけじゃないと思う。
物足りないと感じる人もいるかもしれない。
でもなんでもない世界の1ページが尊いんだよ…。

🏡 さよなら恋ヶ窪
🏡 波真田かもめ
🏡 集英社君恋コミックスDIGITAL
🏡 2019/11/25

🏡 1巻(完結)

🏡 平凡なサラリーマン ×
   漫画家志望の元リーマン

🏡 描写:すくなめ / ふつう

🏡 あらすじ
集英社“君恋”が贈るボーイズ・ラブ! 
拓人は平凡な毎日を過ごすサラリーマン。
ある日、アパートの隣人で漫画家志望の春海と出会う。
自由に生きる春海とは正反対の拓人だが、少しずつ2人の距離は近づいていく…。
東京の「恋ヶ窪」を舞台に繰り広げられる、ハートウォーミング・ラブ!

🏡 感想
どこかの街の一角で、現在進行形でありそうな平凡なストーリー。
それがいいいんだ。それが素敵なんだ。
拓人は家と会社の往復という淡々とした毎日を送っていて、それが隣人の春海と出会って少し変わっていく。
ただ春海の影響を受けてなにかがガラっと変わるわけではなく、ほんの少し言ってしまえば生活に張り合いが出るというか。
現実的に、ひとと出会って変わるものってそんなもんだよねっていう。
そういうリアルさが、すごく好き。

このお話もそう。恋ヶ窪で出会った二人が、ふたりでゆっくり幸せになるっていう、それだけの話。
起承転結の転がトラブルじゃないのがすごくいいんですよ。
よくある、当て馬の登場とかすれ違いイベントが発生して「もうしらない!」とかにならない。
穏やかにふたりの人生を垣間見てる気がして、いいんですよ!

波真田さんのお話は実写で見てみたくなるんだよなあ。
実際に実写化されたら「あああああちがう!!!」ってなるかもだけどw
リアルで違和感ないんじゃないかなぁ。


この話で一番好きなのは、ふたりで恋ヶ窪を歩いているシーンと、誘拐犯(笑)が逃亡するシーンです。


🏡 作品情報


プリフェクトの箱庭 1 / 左藤さなゆき

「スクールカーストの頂点に愛される」です。

寄宿舎×スクールカースト×寵愛
これが嫌いな人っているんでしょうか?いやいない(反語)
左藤さんの書かれる話はシンプルにハピエンにはならんだろうと期待して、
3巻発売の完結したタイミングで購入しました。正解だった!!

🚫 プリフェクトの箱庭
🚫 左藤さなゆき
🚫 Tulle Comics
🚫 2019/12/24
🚫 1巻(全3巻)

🚫 スクールカーストの頂点 ×
   超優秀庶民派少年(長男)

🚫 エロに走るかと思わせておいて
   仄暗いストーリーがメイン

🚫 あらすじ
【スクールカーストの頂点に愛される】
とある事情から家柄の良い子息が通う全寮制学校に編入した佐倉 澪斗。
周囲のお坊ちゃん達に「成金」とバカにされ陰湿ないじめを受けるも、持ち前の雑草根性で乗り切っている。
ある夜、眠れずに外にさまよい出た先で礼拝堂を見つける。
そこで出会った神秘的な美形で”月の君”と呼ばれる東院 月人と知り合いになった澪斗。
その事がキッカケで、周囲の憧れの存在である月人の“指導生”に指名されーー。
学校を統べる”神様”に愛されて、心も身体も絡めとられるドラマティック・ラブ。

🚫 感想
上流階級学舎に突然放り込まれた場違いな澪人と、そこで神様のように崇められる月人。
そんな月人の指導生に指名され、澪人本人も理解できない寵愛を受けることで様々なことが起こる。
っていう、ある意味王道な設定スタートの本作。
何回見ても全寮制ていう設定は最高だと思う...最高だから王道なんですよ。致し方ない。
唐突に、ある種傍若無人な月人に振り回される澪人の苦労は察するに余りあるね。

そんな月人ぼっちゃんもさることながら、
澪人も過去の事故によるトラウマ持ち。悲惨すぎてかわいそう...。
辛い思いをした子にはシンプルに幸せになってほしい。

澪人を傷つけた人物に対してもだけど、このときの月人先輩ってまだ誰のことも大切じゃないよね。
自分のことはもちろん、澪人も特別だけど、大切にはしてない。
まだ誰も先輩にとって人間じゃないんだろうなぁ・・・
所有欲だけだもんね、軟禁しちゃうし。ただそれでも折れない澪人だから月人先輩は執着するのかもしれないなぁ。
読み進めていくと不器用じゃ片付けられない闇の深さを月人先輩に感じてしまうし、
いろんな方面から不穏が空気がビシバシきてるので、今後の展開が楽しみですね。
イジメ、トラウマ、傷害、軟禁、無理やりって1巻は1mmもラブくないね?笑


🚫 作品情報


この音とまれ! 3 / アミュー

3巻!
さとわちゃんが表紙です。
(現時点では)紅一点のさとわちゃん。そういえば登場人物がえらく男ばかりですね。

🎼 この音とまれ!
🎼 アミュー
🎼 ジャンプコミックスDIGITAL
🎼 2013/3/4
🎼 3巻(連載中)

🎼 発表会と、誰かの過去と、新キャラと。

🎼 あらすじ
一か月後の全校生徒の前での演奏に向け、始動した新生筝曲部。
弾く曲の候補があると言う、さとわが皆を連れて行ったのは、邦楽のイベントだった。
鳳月会の小学生の演奏に圧倒される愛達…。
しかし愛は友人達の練習用にある物を用意して…!? 

🎼 感想
遂に演奏会!1か月の頑張った成果!


この巻には書いてないのですが、SQの公式チャンネルに「龍星群」の演奏動画があります。
すごい刺さりました…。
この音を読んでいて、この演奏動画を見ていない人が万が一いるのであれば絶対見た方がいいです…。
まぁ泣けます。
これって曲とストーリーが連携しているからなんですよね。
音楽がテーマの漫画や小説で、劇中歌が実際に作られること自体はそれほど珍しくないんですが、
ストーリーの構成と曲の構成を絡めて表現されているのは、そこまで多くないと思います。

龍星群の十七弦の迫力と、チカちゃんのソロから後半の盛り上がりにかけて、
そしてラストの「届け!」の流れで、もう…え、泣くとか思わなかったんだわ。
漫画読んでうるっときて、演奏動画の方でガチで泣いた。びっくりした笑

聴いてください…!


この音とまれ! 作中オリジナル楽曲「龍星群」/ ジャンプSQ.公式

そして筝曲部の危機が去ったところでヒロ先輩の登場と、チカちゃんのお宅訪問ですよ!
チカちゃんて色んな小さいカケラを覚えていて、すぐ答えを導けなくても違和感を大切にできてすごい。
感覚派なんだな。でも優しいんだよなぁ…。つら。いい男が過ぎんか????
なんでこの子が愛されないのか意味が分かんねぇんだよ…
しかしこのお宅訪問エピすごい好きなんだよね。
さとわちゃんの現状と過去、チカちゃんの性格と感性を、端的にビシっと伝えてくれるというか。
それとさとわちゃんのツンデレ具合(デレてる?)も徐々に伝わってくる…。
…卵がゆ、久しぶりに人にやさしくしてもらったのかもしれないね。


後々に筝曲部が演奏する作中オリジナル曲の演奏動画もあるのですが、個人的に龍星群が一番好きです。
表現が心象風景になりすぎず、曲の起伏が絵でも表現されているから、漫画から音が聞こえてくる気がします。
(シーンが重要になるほど、心象風景になっていくのは芸術のサガなのかなー)

そういえばお箏の演奏をちゃんと聴いたのははじめてでした。
もっとしゃなりしゃなりしたイメージがあったんですが、現代曲は特にそんなことないもんですね。
逆にさとわちゃんのいう「古典曲をやったことあるか否か」の重要性が、なんとなく分かる気がします。

🎼 作品情報


2022年6月下旬購入予定


なんか思ったよりも多いです。

でも待っていた本も多いのでうれしい…!

















この音とまれ! 2 / アミュー

たけぞー先輩表紙!
2巻はヒロインのさとわちゃんかと思ったのにたけぞー先輩なのね。
なんとなく、この音ってそういうお話だよねって思わなくもない。


🎼 この音とまれ!
🎼 アミュー
🎼 ジャンプコミックスDIGITAL
🎼 2013/3/4

🎼 2巻(連載中)

🎼 女の涙に滅法弱いピュアな不良と 
   泣きながらツンデレなお嬢様

🎼 あらすじ
一か月後の全校生徒の前での演奏に向け、始動した新生筝曲部。
弾く曲の候補があると言う、さとわが皆を連れて行ったのは、邦楽のイベントだった。
鳳月会の小学生の演奏に圧倒される愛達…。
しかし愛は友人達の練習用にある物を用意して…!? 

🎼 感想
チカちゃんの段ボール箏、たけぞー先輩とさとわちゃんの分も作ってあげればよかったのに…笑
段ボール箏って、昔遊んだことありません?
こどもの頃に似たようなのを作って遊んだ記憶。
特に箏を意識したわけじゃないけど、ベンベン鳴らして遊んでいた気がします。
そう考えると箏ってメジャーな楽器ですよね。みんな知ってる。
ただ触れる機会は早々無いので、その辺の敷居は高そうです。わたしも触ったことも実物見たこともない。

もんじゃサクッて作ってくれるチカちゃんかっこいいな…。
チカちゃんは、今までさとわちゃんが囲まれてきた価値観とスルっとぶっ壊してくれるんだよな。
そりゃもう…惚れるよな。
3バカやたけぞー先輩は遠慮したり腫れ物に触るじゃないけど、そんなときもあるけどチカちゃんはそれがない。
そういうのって伝わるよね…。

コータがさとわちゃんにチカちゃんのことを話すシーンって、
あれってコータはわざとなんですかね?割と敏いじゃんコータって…。
そうだったとしたら食えないヤツだなやっぱり。
しっかし「チカが頑張ってるからだよ」って男の友情はアツいっすな。

そしてその後のチカがさとわちゃんの頭にティッシュをポンするシーン、
内田雄馬くんと榎木淳弥くんが「アレできないよね、目潰しになっちゃう笑」と話していたのがクッソ笑いました。
たしかに高身長男子じゃないと出来ない芸当…w
きゅんきゅんシーンも男子にかかればこんなもんだね笑
いいんだよ、それが漫画だよ!チカちゃんはマジで主人公だよ!(何)

一致団結、さとわちゃんやチカちゃんたちの距離も少し縮まり演奏もまとまりだしてラストスパート。
いよいよ次巻、「龍星群」発表会!

🎼 作品情報


この音とまれ! 1 / アミュー

遂に購入してしまいました。
そして最新巻(現時点で26巻)まで一気に読みました。
さすがに朝になりました。眠いですね。
反芻がてらのんびり感想を認めようと思います。

🎼 この音とまれ!
🎼 アミュー
🎼 ジャンプコミックスDIGITAL
🎼 2012/11/2

🎼 1巻(連載中)

🎼 訳あり不良と、
   真面目眼鏡と、
    孤高の天才少女。

🎼 熱血青春お箏物語

🎼 あらすじ
先輩が卒業して箏曲部ただ一人の部員になってしまった武蔵。
四月になり新入部員の勧誘に励むのだが、部の存在自体を知らない人も居る状態。
そんな彼の前に現れた、見るからに不良で箏とは縁の無さそうな新入生が入部したいと言い出して!?
🎼 感想

不良少年・チカちゃんと、天才少女・さとわちゃんと、真面目眼鏡・たけぞーくん。
わかりやすくキャラが立っていていいなぁ…。

チカちゃんが荒れていた中学時代が、一生懸命やろうとしている今のチカちゃんの邪魔をするのがやるせないよな…。
理由やキッカケはどうであれ、荒れてたっていうのは事実なわけで。
それがわかってるから、武蔵に信じてもらえなくても言い返さないんだろな。
期待するより諦める方が楽なんだし…。
それでもこの高校生活でチカちゃんが報われることを願ってやまない。

そして哲生ですよ。かっこいいが過ぎんか??
チカちゃんの親友で理解者で喧嘩強くて?設定盛りすぎじゃね?
絶対強キャラだもんなぁ…。
最初この漫画って少女漫画だと思ってたんですが、SQ連載で驚いた記憶。
キャラデザもテーマもそっち寄りだと感じますが、いまは間口広げてるのかな。
ジャンプ系って一番女性購読層多そうだし(偏見)

筝曲部のメンバーが出会って、部室に集まったところで1巻終了。
1巻の時点でロクに箏を弾いていないことに気づきました笑
プロローグ的な位置づけですね。

しっかし月刊誌連載は1話のボリュームがすごい。

🎼 作品情報


テクノロジカルマクガフィン / 喃喃

表紙もお洒落なんですが、作中の衣装やらなんやらが非常にお洒落。
とても可愛くてそんなところも見どころのひとつ。
ガッツリ共依存だけど、あんまりドロっとしていない爽やかさもあり。
暴力やメリバ風味が苦手な方も安心な1作です(?)

👗 テクノロジカルマクガフィン
👗 喃喃
👗 バンブーコミックス Qpaコレクション
👗 2021/8/31

👗 1巻(完結)

👗 ガチ溺愛系世話焼きデザイナー ×
   ガチ引きこもり配信者(美形)

👗 描写:ふつう × ふつう

👗 あらすじ
“テクノロジカルマクガフィン”ーー略してテクマク。
顔出しナシ、プロフィールもすべて非公開の(ダンス)動画配信者。

衣装デザイナーの武虎はテクマクの正体が実は超絶引きこもりな幼馴染の啓だと知る唯一の人物。
幼い頃に一目惚れをし「一生啓から離れない」と決めて以来、啓を溺愛しながらテクマクの衣装担当としてサポートしてきたが大好きな啓を自分好みに着飾る喜びを感じながらも積年の恋心は拗れに拗れ関係を壊したくなくて想いを告げられない。
そんな武虎の葛藤も知らず、隙だらけで全幅の信頼を寄せてくる啓がかわいすぎて恋心も欲望も爆発寸前!!!!
どんどん話題になるテクマクに有名配信者とのコラボも浮上し武虎の心配事は増すばかりでーーー?
溺愛系人気衣装デザイナー×超引きこもりな謎の配信者
愛重(あいおも)★こじらせ執着両片想い

👗 感想

両片思い定番の「お前らそれでなんで分からない?」っていう鉄板の流れもあり、
とても綺麗な両片思いの共依存です!()
作風なのかな?あまり悲観的になったり退廃的な雰囲気も漂わない、
珍しいタイプな作品にも思います。流血したりしないから?
先生が啓にちょっかい掛けたとき、なんだかんだ武虎が許せちゃうからかな。
普通だったらあそこは先生が血まみれになるか、社会的に抹殺されるかどちらかと思うんだ。
普通ってなんだってお話だけど笑

武虎に目が行きがちだけど、本人が自覚している通り啓もしっかりやべーやつなので、
やっぱり共依存最高!となりました。

あと、武虎の「顔出さないことの何が悪い?」っていう件。
BLとあんま関係ないけど、こいつ良いこと言うじゃん…ってなった。
なんでも自由が一番だよね。

小さい頃からずっと一緒で、武虎は啓を守ってきたわけで
これってある意味生まれた瞬間から武虎が啓を育て上げたみたいなところもあるわけで。
自分好みの容姿を持った天使に側仕える気分ってどんななの…?
めっちゃ幸せだな?と、光源氏じゃないけど、そんなことも思ったり。

喃喃さんの別作品「キーミスティックアンダーカバー」の小物も、
おまけでちょっと出てきています。
しかし武虎が作る衣装が本当に可愛いんだよな~。
啓が可愛いのはもちろんだけど、作者さんのデザイン好きが伝わってくる気がします。


👗 作品情報

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